どこに居ても 〜お盆〜

 


上の写真は、五山の送り火の 火をつける場所(火床)。

私の実家から、左大文字はとても近いんです。

近すぎて見づらいから、少し離れた場所に行き、

祖母と眺めることがほどんどでした。


小学生の頃だったか、父と兄弟とで左大文字の山に登りました。


「夜、ここで火を点けてくれる人らがいてくれるんやなぁ・・・

 せやし、私らが見れるんや」

そんなようなことを感慨深けに思い、その地を踏みしめたことを

さっき思い出しました。


お盆には、故郷へ帰郷される方々が毎年多いですね。

久しぶりに会うご家族やご友人、ご近所の方々との再会は

一気に昔へとタイムスリップ。


私は昨年、故郷の京都市に帰郷しました。

実家は隣の区ですが、暑さに弱々。

車免許取ってないので、なかなか顔を出せません。

暑い中、無理やり行って、体調崩しても

父・祖父母・親戚・ご先祖さんが

喜ばないだろうと思いましてね。


そんなことを思いながら、

今朝、いつもお香を焚く玄関で、感謝を伝え、冥福を祈りました。


年、重ねたんですね。(笑)

ひとりひとりを呼びなれた人称でつぶやくと、涙が出てきます。

お盆の空気によるもんでしょうか。


感謝の気持ちをつぶやいているうちに、

自分を情けなく思う気持ちが吐露されたり。

いろんな気持ちがごちゃ混ぜになったんでしょうか。

(まあ、良しとしましょう)


故郷に向かい、墓標に向かうも良し。

自宅にいて、心と手掌を合わせるも良し。


どこに居ても、心をこめることが最高だと思います。

形式や行事は、必須ではありませんが

それが大事だと思う人は、それで良いと思います。


他界すれば、物質的なことを遥かに超えているので

心が大切。

心が届きます。


自分で「心から」と思っていても、

自分が気づかない深層心理みたいなのも混ざります。

純粋に、誠実さが大切。

一番大切で、ごまかせないのは「心」。




今年の送り火は、体調よければ、一番近いところに

行ってみようかなぁ。


50年前、祖母と一緒に行ってたことを懐かしく思い出しました。

半世紀前か・・・

すごいな。


引き続き、熱中症、コロナ、自然の動きに留意しましょう!


angel-amulet

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